犬に躾をする事柄は大きく分けて3つある。まず、最初に犬に教え込む事は誰がボス、リーダーなのか理解させることである。犬は習性で群れのメンバーに序列をつける。この習性を忘れてはいけない。自分がリーダーだと思い込んだ犬は飼い主の言うことをきかない困った犬にとも言える。飼い犬をこうした犬にしないためにも最初に飼い主がリーダーだと教える事は必須だ。2つ目は基本的な生活習慣である。排泄の場所や散歩の際のマナー、ボール遊び等の人間との遊び方である。3つ目はやってはいけない事である。禁止事項は犬の住んでいる環境や性癖によって違いがあるが、人間と一緒に暮らすためには人間に不都合な事を犬にさせないように躾ける必要がある。
犬と猫ではしつける内容がだいぶ違うと思われるかもしれないが、室内で飼う場合の共通項はトイレのしつけである。猫は教えても覚えないと言われることもあるが、トイレに関しては犬よりも上手になるのが早い。猫の習性と関係しているのかもしれないが、最初にトイレの場所を教え、自分のおしっこのにおいを付けさせると、猫は簡単にトイレを覚える。犬はマーキングの意味もあり飼い始めた当初は家の中のあちらこちらにおしっこをすることもある。しかし犬は教えればきちんとトイレを覚える。犬の場合は散歩で排泄をすることが多いので室内飼いでもトイレを殆んど使わない犬もいる。
犬のしつけの中でも特に散歩の際のマナーは他人と関わるので重要だと思う。犬の散歩で飼い主に気をつけて欲しい事は色々あるが、基本的にリード(引き綱)をつける事は絶対にやって欲しいことである。川原や広い公園の広場などでリードを外して、犬を自由にさせているのを時々見かける。恐らく、そのような犬は人を噛まない犬でリードから離しても問題がないと飼い主が判断したのでそうしているのだろう。しかし、川原や公園では人間の子供が遊んでいる事もあるので注意して欲しい。せめて飼い主が直ぐに犬を静止させられる距離にいて欲しいものである。
ウチはパピヨンを飼っている。とてもお利口さんなのだが、時々困ることがある。それは見知らぬ人が来た時にいつまでも吠え立てることだ。郵便小包や宅配便の人が来た時もうるさいが、配達の人が去れば、すぐに鳴き止むのでそんなに困ることはない。しかし、来客時には非常に困る。長いことお客様に向かって吠えまくるので、これはお客様に失礼だと思う。吠えないようにおやつを与えるのだが、興奮しているとおやつにも見向きもせずに吠え立てている始末である。実に困ったことである。犬に気を使って外で話をすることもたまにある。全くおかしな事だが、私の力では、犬をしつける事は難しい。他の飼い主さんはどうしているのだろうか。
飼っている犬が無駄吠えをする時はどうしたらよいのだろうか。無駄吠えにも犬なりに理由があるので、その理由を見つけて解決を図ればよいと、ある人から聞いたことがある。でも、ウチの犬の場合は玄関ドアのチャイムが鳴ったときにいつも激しく鳴き、しばらくの間吠え続けるのである。また夕方に近所の小学校から聞こえてくる「夕焼け小焼け」のメロディーを聞いても鳴くのである。こちらは、遠吠えと言っても良い感じで音楽に合わせて歌っているようでもある。ウチの犬の場合、無駄吠えをするがそんなに困っている訳でもないので特に止めさせようと思ったことはない。でもトレーニングでよくなることもあるらしいので機会があれば試してみたいと思う。
